公益財団法人 日本生産性本部は2013年中の余暇市場をまとめた「レジャー白書2014」を発行、8月4日に都内で記者発表を行った。
パチンコ・パチスロ関連の指標では、参加人口が前年の1,110万人から140万人減少の970万人となり、いよいよ1,000万人を割り込んだ。参加率は前年より1.3ポイント落ち込み9.6%となった。
また、現在の参加率9.6%に対し、パチンコ・パチスロを今後やってみたい、または続けたいという人の比率を表す参加希望率は5.7%で潜在需要がマイナスとなっている点も指摘されている。ちなみに麻雀や公営競技では、参加希望率が参加率を下回る状態には陥っていない。
なお、パチンコ・パチスロの市場規模推計値は18兆8,180億円で前年より1.3%の減少。
余暇市場全体の市場規模推計値は65兆2,160億円で11年ぶりに前年を上回った。国内観光旅行が3年連続で参加人口トップを堅持している。