ピーマップスは7月29日、都内で第105回機械研究会を開催した。
第1部では船井総合研究所の平野孝氏が「今こそ、“稼働アップ”が最重要キーワード!」をテーマに講演。4月以降の稼働が前年比を割り込む状況をデータで示し、その原因の一つが玉単価の上昇にあると指摘。
500円116玉などの営業手法は玉単価の上昇には繋がるものの、結局稼働が落ち込んでしまうため消費増税対応として根本的な解決策となっていないなどと指摘し、今後のポイントは中単価部門の強化にあると解説した。
また、第3部では矢野総合研究所の石野晃氏が「盆商戦以降を見据えたPS営業重要ポイント」として4月以降の稼働推移、設置シェア、中古機動向などの指標から今後の営業のキーとなる機種を予測。そのなかでも平野氏同様、中・低射幸機の動向に注目した。
このほか当日はピーマップスの本田正豪専務、新井裕也執行役員が、この夏の話題機のゲージ特性や、今後登場が予想される有力機の情報などに言及した。