岡山県遊技業協同組合は6月20日、通常総会を開催。その祝賀パーティー冒頭では、日本赤十字社岡山県支部、岡山県防犯協会、岡山県青少年財団の3団体に対して寄付金を贈呈した。また、こうした社会貢献に対し、前出の3団体および岡山放送、山陽新聞社会事業団から感謝状が授与された。
総会で挨拶した松村高男理事長は、4月に行った一部賞品の交換個数見直しに関して組合員の理解を改めて求めたほか、ぱちんこ営業が風営法に基づいた許可営業であることを強調。
遊技人口の減少など厳しい環境下においても、また、いかに社会が変化しても風営法を遵守するのは当然だとした上で「原点に立ち返りお客様の笑顔に接する喜びを意識し、手軽に安く安心して遊べる健全な娯楽を提供するため、組合員が一致団結して、夢と希望をもたなければならない」と訴えた。なお、任期満了に伴う役員改選では松村理事長を再任した。
また、県警担当官は挨拶で「全国的には遊技機の不正改造、違法な手段による広告宣伝や賞品提供など健全化を阻害する要因がまだ見られる。真の大衆娯楽として国民に幅広く受け入れられるよう、誠実、着実に対処してほしい」と述べ、健全化の推進に向けた組合の指導力発揮に期待した。