京都府遊技業協同組合(白川鐘一理事長)は5月29日、京都市内のホテルで組合創立50周年式典を開催。京都府の山内副知事、京都府警察本部の蓑田生活部長はじめ、全日遊連の青松理事長、大阪府遊協の平川理事長ほか、佐賀県遊協の森理事長、富山県遊協の山本理事長、奈良県遊協の相羽理事長など他県理事長が臨席。また関西遊商の和久田理事長など多数の来賓が一堂に会した。
京遊協の設立は昭和39年12月。挨拶の中で白川理事長は、「昭和、平成という大きなうねりの時代を、先人たちは知恵と汗、そして時には血のにじむような苦労や辛酸をなめ、歯を食いしばって、わたしたちの先頭に立って邁進してこられました」と述べ、先人の労苦に満腔の謝意を表した。
また現組合の前身である京都大衆遊技場組合、のちの京都府遊技場組合連合会時代の昭和33年に発生した伊豆水害に際して救援物資をいち早く届けた先人の足跡に触れると、「現在業界が行なっている活動の柱のひとつである社会貢献活動に道筋をつけたものであり、わたしたちの誇りでもあります」と述べるとともに、「設立50周年という大きな節目にあたり、先人から学んだことを受け継ぐ大切さ、そして業界の伝統の重み、さらには責任の重大さをいま改めてひしひしと感じています」と語り、先人の歩みを次の時代にしっかりと語り継いでいく考えを強調した。
なお当日の式典では、献血車両の贈呈式も行なわれ、京遊協には京都府赤十字社から金色有功章が授与された。