岩手県遊協、危機感を共有し団結を誓う

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 岩手県遊技業協同組合は5月29日、平成26年度通常総会を開催。総会に先立ち、組合加盟ホールの長期勤続従業員(10、20、30年勤続)計58名を表彰した。

 秋山照明理事長は景気回復の兆しがあるものの不安定要素も多く、先行きも不透明で景気回復の実感がない現状とともに「パチンコファン人口は昨年より150万人減少し、特に若年層の減少が顕著。消費増税、エコ遊技機など課題が続く中、今一度原点に立ち返った上で社会での役割を果たし、パチンコをしない人達の理解を得られるように一致団結しなければならない」と危機感を共有した上での団結を組合員に呼びかけた。

 岩手県警察本部生活安全課の米沢崇部長は県内の犯罪情勢として、犯罪件数は平成14年以降減少しているものの、振り込め詐欺の増加や体感治安が改善されていない現状を説明した。

 またパチンコ営業については「のめり込みに起因する過度な広告宣伝、遊技機の不正改造など健全化を阻害する要因が残されているのも事実。貴組合には健全営業に向けたさらなる取り組みと遵法営業者同士による公正な競争環境の構築を期待する」と、犯罪抑止活動への協力と遵法営業の徹底を要請した。

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