回胴遊商、20年を糧に新たな一歩へ

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 回胴遊商は5月27日、都内グランドプリンスホテル新高輪で組合設立20周年を記念する記念式典、祝賀会を開催した。

 記念式典の冒頭、伊豆正則理事長は「平成6年6月に142社が集まり回胴式遊技機商業会として発足し、平成10年の法人認可、平成17年から警察所轄となり、現在では616社が加盟する業界最大規模の組織となったが、これもひとえに業界関係者皆様のご支援のおかげ。築いた20年を糧としながら感謝の気持ちを忘れずに進化し続けるために組合員の協力を賜りたい」と新たな一歩を踏み出す決意を表明した。

 警察庁生活安全局保安課の大門雅弘課長補佐は楠芳伸課長の代読として「貴組合は回胴式遊技機の健全化、適正化に尽力されてきた。ぱちんこ営業は大衆娯楽として定着する一方で、健全化を阻害する要因が残されているのも事実。その中で貴組合は不正機の撲滅、児童車内放置を防止のする巡回活動、闇スロ撲滅活動のほか、被災地の復興支援活動など社会的評価の向上にも努めており、我々も心強く思っている」と祝辞を述べた。

 式典は20周年の足跡を振り返る映像の上映、山下皓前理事長と伊豆理事長によるトークショー、経済アナリストの森永卓郎氏による基調講演が行われた。また祝賀会では各業界関係団体の代表者が勢揃いした鏡開きや、アトラクションとして松山千春さんのライブショーが行われ、約750名を超える出席者のボルテージは最高潮に達した。

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