不正基板製造・販売でパチンコ部品会社社長逮捕

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 中国人を中心とするゴトグループが窃盗容疑などで埼玉県警に逮捕された事件で、埼玉県警国際捜査課と川口、蕨署は3月2日、窃盗幇助の疑いで東京都新宿区のパチンコ部品製造販売会社社長、田原明穗容疑者(38)を逮捕した。同日付の産経新聞のネットニュースが報じた。

 報道によると、田原容疑者は平成22年6月16日頃、大当たりが出やすくなる不正制御基板(裏ロム)15組を窃盗に使われると知りながら、ゴトグループの男に譲り渡した疑いが持たれているという。

 国際捜査課などの調べでは、田原容疑者は自社で不正基板を製造し、1組4万5000円で売っていたとみられ、「売ったのは事実だが、犯罪に使われるとは思わなかった」と供述。他にも数十の取引先があり、同課で余罪を調べている。

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