ダイコク電機が上場、引受価額は610円

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 パチンコ用コンピュータをはじめ、情報システム機器の開発・製造・販売と遊技機用表示ユニット・制御ユニット等の開発・製造・販売を行うダイコク電機(小山晴久社長)は11月6日、東京証券取引所および名古屋証券取引所市場第2部に上場した。

 同社は昭和39年、元社長(現相談役)の栢森新治が大阪で創業、昭和48年7月に名古屋市中村区にダイコク電機株式会社を設立した。翌年49年10月にホールコンピュータのオミクロンコンピュータII型を発売。さらに昭和56年には島別、機種別の割数管理を可能にしたホールコンピュータ《オミクロンLP?7500》を、その後もベース管理を可能にしたホールコンピュータ《オミクロンLP?7500X》を発売するなどして、パチンコパーラーの経営の近代化に貢献 平成13年12月末現在で全国のパチンコパーラー6341店に導入されシェア40%を実現している。

 現時点の同社の資本金は6億7400万円で、従業員数505名。平成14年3月期の実績の売上高は359億7800万円。経常利益42億7800万円を計上した。

 今回の新規発行株式は200万株。そのうち売出し株式は100万株。引受価額は610円となった。銘柄コードは6430。業種分類は「機械」となっている。

 同社の小山社長は「この度の上場を機に情報をいち早く公開するオープンマインドと改革への迅速で大胆な取組を進め、大きな期待をかけて下さる株主及び業界の皆様に、これからも継続してご支援頂けるような企業作りに邁進してまいります」とコメントしている。

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