パチスロ機『ミリオンゴッド』(ミズホ)の射倖性があまりに高すぎるとして、大手パーラーのダイナム(東京)とニラク(福島)が相次いで同機の撤去に関する声明を発表した。ダイナムは10月8日。ニラクは10月10日。
両社は声明の中で、そろって指摘するのは同機のベース値。「低すぎる」と言及している。撤去期限はともに12月末日で、それまでに段階的に同機の撤去を進めていく方針だ。
今回の声明は、9月30日に出されたパチンコチェーンストア協会(PCSA)とアルゼおよびミズホとの共同声明に基づくもの。共同声明では、最近問題となっているパチスロ機の射倖性をめぐり、とくにアルゼおよびミズホ製のパチスロ機で高い射倖性を有するものについて、“撤去”の方針を明確に打ち出し、傘下会員企業が撤去を実施するにあたってアルゼおよびミズホは「最大限の協力を惜しまない」ことを約していた。ダイナムおよびニラクはともにPCSA会員。