マースから低価格、高セキュリティのICコイン

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 (株)マースエンジニアリング(小宮重雄社長)は2月18日、本社において記者会見を開催。ICカード仕様のCRユニットに引き続き、ICコインを発表した。このICコインはすでに1月30日付けで保通協の型式試験に合格、今後全国の各都道府県の公安委員会による検定後、市場に登場する。

 同社の説明によるとコインは繰り返し半永久的に使えるサイクルコインを使用、コイン内にICを内蔵し、優れた認証機能とID管理の情報管理で高いセキュリティを確保した。またコインはユニットに内蔵されており、ユニットの上部に付属する『4金種対応紙幣識別機RB?70』に札(千円から1万円札)を挿入すればファンが座ったままコインに価値が付加でき、そのまま玉を払いだすことが可能だ。遊技後サイクルコインに残額がある場合は、店内で現金精算できるので1万円などの高額券もファンが気軽に使用できる。

 このサイクルICコインシステムの最大のポイントは何といっても価格の安さだ。一例を上げてみるとサイクルICコインユニット 9万5千円/台システム使用料12万円(150 台まで、カード精算機、システムコントローラー、ネットワークリピーター、ユニットストッカーなど貸与機器)コイン発行管理料0.2 円/千円など。

 ジョイコのコインシステムを上回るローコストの価格設定は、競合他社に脅威を与えそうだ。

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