ケイ・ティ・テック(株)(東京都/羽田卓也社長)では11月5日、CRユニット対応型のICコインシステムである『Pass Coin』システムの記者発表会を新宿朝日生命館のジェイズにおいて開催、羽田社長等が概要を説明した。
羽田社長は今回のシステムの主な特徴として、(1)シンプルかつホールにもファンにも使いやすいこと、(2)ランニングコストが安いこと(3)大手リース会社と契約し、同社が保証して審査を通すと同時にリースが組みにくいパーラーには自社リースを提供すること、など3点を挙げた。
その他にも、三次元ホログラムを使用することにより偽造・変造が不可能に近いことや、コインはリサイクルが可能で約10万回の繰り返し使用が可能なこと、コインの管理形態は第三者発行、第三者決済であることなどを強調。さらに他社との違いとして、ホログラムを使用していることやコインの有効期限が無制限であることなどを説明した。
とくに、CR機150台のシステムを組む場合の試算コストは1677万円と、他社のシステムと比べてランニングコストの安さを強調した。なお、販売は同社営業部と特約店、代理店を通した販売で、初年度100店舗を目標とする。
CRユニット:8万9000円
コイン単価:1枚480円
発行精算機:250万円
予備ストッカー:20万円
システム使用料:12万円(150台まで、150台を超える場合は1台当たり250円を加算)