初日の講義開始に先立ち開講式がおこなわれ、センターの西村吉正副所長は「経済水準や社会のニーズによってレジャーも変わってくる。仕事も忙しいと思うが、ここで社会のニーズをゆっくりと考えていただき、経営に活かしてください」と受講生を激励した。
また、主催の都遊協青年部会・日野洋一部会長は「この講座は、業界の個々の経営レベルがアップし、ひいては業界全体の底上げにつながればと思い開始した。また、パチンコ業界はこれまで産と官だけのつながりだったが、これをきっかけに学問の立場から業界の様々な問題にアプローチしてもらえればと思う」と挨拶。早稲田大学とのパイプ役となったエース総合研究所の藤田宏社長も「今回もいい講義が行われると思う。個人の知識を広げ、自分なりに咀嚼(そしゃく)して、経営の糧にしてほしい」とエールをおくった。
このサービスマネジメント講座は昨年10月に第1期がスタート。1期目は基礎コースのほか、アドバンストコースも行われたが、第2期は基礎コースのみ。受講者は都遊協の組合員などで計35名が受講している。
◆第2期サービスマネジメント講座内容◆
・マーケティング概論1
・サービスマネジメント概論
・ファイナンシャルマネジメントの基礎
・確率論の基礎
・中毒の心理
・風営適正化法の基礎
・管理会計1、2
・人財管理
・管理職者のあり方
・マーケティング概論2(フォーラム110にて講義)