(株)船井総合研究所の秋の定番セミナー『不易と流行を使い分ける最強ホール』が10月15日から28日まで東京、大阪、福岡、札幌、名古屋などの6会場で開催された。
その中で同社パチンコホール支援チームの奥野倫充チーフは、パチンコとパチスロの客層の違いを強調したうえで、
uパチンコは秋から春にかけて客の滞留時間をどれだけ伸ばすかがポイント。またパチスロは効果的な新台の入替えを行い、十分な粗利を抜く営業がいい」
と分析。その他についても販促費やゴト対策費などはかけるべき費用で、節約すべきコストはパチンコ機代や無駄な放出費であると訴えた。
また同チーフの今西優貴氏はパチスロをサッカーのフォーメーションに例え、
「粗利を取るフォワード的な機種(吉宗、ゴールドなど)、MF的な機種(巨人の星、猪木など)、稼働が高いデフェンス的な機種(ジャグラー、キングパルサー)などを効果的に店に配置することが大切」
と述べた。さらに同チームグループリーダーの小森勇氏は、
「粗利指向を鮮明に打ち出すことが大切。またマニュアルは大事だが、そこからはみ出る部分もあり、そこに網をかけていく、その繰り返しになる」と独特の持論を展開した。