同友会大阪支部会では3月24日、ホテル阪急インターナショナル(大阪市北区)において「大阪福祉防犯協会」の設立総会と設立趣旨説明会記念パーティが開催した。記念パーティには発起人の山崎隆司会長(日本LEC元会長、警察庁OB、元近畿管区局長)、中川和雄(元大阪府知事)、林省之介(衆議院議員)、高智茂(チャンスグループ)、板倉行央(アサヒディード)らが出席した。
大阪福祉防犯協会は「健全、堅実な経営と社会福祉及び防犯活動に寄与するための諸活動を通じて広く社会に貢献し遊技業界の社会的評価と地位向上を目指す」(会則より)もので、協会趣旨に賛同する会員が月額1台当たり100円を普通会費として出資、これを資金に社会貢献活動を行っていくことが報告された。
当日は大阪福祉基金、大阪府社会福祉協議会、NPO法人・環境美化清掃事業団、NPO法人・サポートハウス親の会、NPO法人・スペシャルオリンピックス日本大阪、NPO法人・関西骨髄バンク推進協会、社会福祉法人・愛育社の計7団体に100万円ずつ寄附金を贈呈した。なお、現時点での会員数は18社42店舗で、役員には発起人である山崎氏のほか、パーラーからは高智茂、板倉行央、松本雅行(信和興業)の各氏。景品商社関係からは山本紀男(三陽物産社長)、山本修(関西三本コーヒー社長)の各氏が名を連ねている。
一方、設立された大阪福祉防犯協会のパーラー会員は現時点ではすべて同友会の会員。同協会は大遊協が主導する大阪方式と異なる換金システムの一翼を担うために、府内の組合関係者の間で波紋を起こしそうだ。