全日遊連、山田体制の続投を決議

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 全日本遊技事業協同組合連合会(山田理事長)は5 月26日、東京・品川の『ホテルパシフィック東京』で第13回の通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選で、山田理事長以下、平尾副理事長を除く8 名の副理事長全員の留任を決議した。平尾副理事長が所属する四国ブロックからの執行部入りは欠員となる。

 一方、平成16年度の事業計画として(1 )不正機排除システムの構築、(2 )安定した賞品買取システムの構築・整備、(3 )業界の不均衡な商慣習の是正、(4 )経済的基盤である共同購買事業の再構築を4 本柱に据える方針を同日は決議している。

 なお同日の総会には特別来賓として亀井静香衆議院議員が駆けつけ、最近のパチンコのあり方に「必ずしも健全娯楽と評価されない批判が世論にある」と指摘。全日遊連が目指す「手軽で身近な大衆娯楽」への真の意味での回帰が何より重要だと強調する一方、懸案のカジノ議論にも言及。「日本の風土の中で(カジノのような)大型賭博の設置には慎重の上にも慎重であるべきだ」とする自身の考えを述べた。またここ数年問題化した射倖性等をめぐる行き過ぎ批判をめぐり、その責任の一端が監督官庁にもあったと指摘した。

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