ダイコクが情報端末『ホールアレンジャー』発売

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 大手周辺機器メーカーのダイコク電機では2月2日の名古屋の東急ホテルを皮切りに、福岡、大阪、東京において『C-evolution2004〜進化する営業戦略』と題した新製品発表会&セミナーを開催した。

 今回の新製品の目玉は何といっても大型液晶モニターから成る『ホールアレンジャーHA-55』。モニターには店舗の見取り図が映し出され、特賞回数、持ち玉、最大MY、稼働時間、非稼働時間など各機械台の稼働状況が分かりやすいカラーのイラストマップの表示で一目瞭然となる。またエリア切替えボタンによってホール全体、種別毎、フロア毎、島別といったようなマップ表示ができるほか、過去に蓄積されたデータを日時指定して表示させることが可能だ。さらに店内の特賞回数、継続回数、持ち玉の最高値が更新されると台のマスに赤色の最高マークが付き、イベント戦略に活用できる。

 一方、展示会と同時に会場内では第1部「勝ち組みの情報戦略はここが違った〜地域一番店の秘密を解き明かす〜」(講師/コンサルタントプロモーションチーム・山岸義幸氏)、第2部「勝ち組みへの営業戦略はこれだ!〜規則改正における戦略進化論」(同・飯田康晴氏)と題してセミナーを実施。山岸氏は厳しい環境を踏まえた上で、「業界環境は常に変化、対応するためには有効な情報の獲得が重要、変化に対応できない企業は勝ち組みになれない」などと訴え、機種の力で業績が上がりやすいホクトノケン以外の機種は効率的なデータ分析が必要だとした。

 また飯田氏は、「勝ち組みになるためには期待感、出玉感をあげる演出が必要。そのためにはホールアレンジャーの導入で遊技客に勝てるイメージを植えつけることができる」と新製品を強くアピール。その時の出玉感をリアルタイムに最も効果的にファンに伝える必要性を述べた。

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