松岡会長はこれまでの会長としての活動を振り返り、「同友会が作られてからの10年は、社会的に認知され、ある程度改革がなされた。一方で関連事業の改革はこれから。若い後輩が執行部を形成して、次の10年間は新会長を中心に委ねていくつもり」などと挨拶した。
一方、西山佳孝総務委員長が、理事会の討議内容として、
(1)会長職を、これまでの1期2年から2期4年の任期とする
(2)今年4月20日に赤坂プリンスホテルにおいて総会と懇親会を開催することを決定した
(3)同友会のアドバイザー候補に構想日本の加藤秀樹慶応大学教授が挙げられている
(4)賛助会員に(株)スバル産業の加入を認めた
ことなどを説明した。
また平沢黎哲広報委員長は、新設された「みなし機特別委員会」における調査結果について、同友会の会員パーラーの約3分の1にあたる312店舗(11万1775台)の中で全体の11.5%になる1万2897台のみなし機があることを報告した。この結果について、「チェーン店が10店舗未満の店が8割を占める同友会にとってみなし機の問題は死活問題になる」として松岡会長を中心に警察庁に陳情に行くことを検討していると説明した。
陳情の内容について松岡会長は、「新札の対応など入れ替えなければならない機器があるなかで、業界全体が大変な負担になる。できれば段階的に撤去できるように陳情したい」と伝えた。