同シリーズは初代の『CR花満開』(平成5年)からリメイクも含めて今回で第4代目。西陣ブランドを代表格の一つに位置づけられるもので、初代を含むリメイク版すべてが高セールスを記録した実績を持つ。最新バージョンとなった今回の『極』シリーズも、昨年2月からスタートし、約1年をかけて開発された渾身作だ。
開発コンセプトを説明した製造元の(株)ソフィアの荒井薫研究開発部長は、「西陣の営業サイドやユーザー(パーラー)の声を聞いて、過去、評価を受けた点を継承することに重点をおいた。たとえば初代の花満開は確変図柄が『3』と『7』の二つの2回ループタイプだったが、今回は確変中あるいは時短中は『3』『7』の確変図柄であたる確率をあげるなど過去の良さを十分に体感できる内容に仕上がった」と胸をはった。
液晶のサイズは8.4インチ。映像容量は1ギガbitと「今考えられる最高クラス」(荒井部長)を採用。3スピーカーによるサラウンド音声も実現している。
また大当たり中の曲に使われる「Shooting Star」という楽曲はとくに同シリーズのオリジナルソングとして作られたもので、会見にはこの曲を歌う歌手のClairさんも同席していた。同楽曲は2月21日、シングルCDとして一般にも発売される。
シリーズは9カウント・フル時短の『GS』、9カウント・ハーフ時短の『VS』、9カウント・回数切りタイプの『X』(回数切りは20回。その後の時短は80回と10回の1/2の振り分け)の3タイプで、“新枠”仕様となっている。