CT訴訟、東京高裁がアルゼ側請求を棄却

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 アルゼがサミーを相手取り特許権侵害訴訟に関する審決取消訴訟を提起していた件について、東京高裁は2月21日、アルゼ側の請求を棄却する判決を下した。

 この訴訟は平成11年10月にアルゼがサミー製パチスロ機『ウルトラマンクラブ3』、『ジャパン2』などがCT特許(第1855980号)を侵害するものとしてサミーを相手に損害賠償請求したのが発端。その後、アルゼでは同13年3月にはサミー製『トリプルライダー』もCT特許を侵害するとして、3機種で計88億4758万円の支払いを命ずる訴訟を提起していたが、同年6月にサミーが特許庁へ無効審判請求し、同15年1月に特許庁が特許第1855980号を無効とする審決書を送達(同14年12月25日付)していた。

 今回は特許庁が無効とした審決の取消を求めてアルゼが東京高裁に訴訟を提起していたもの。

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