セタ製ICユニットをナスカにOEM提供

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 (株)セタとナスカ(株)のカード2社は、セタが開発・製造したパチンコ用ICカードユニットを、ナスカに対してOEM(相手先ブランド製造)提供する旨の売買契約(取引金額18億4700万円)を昨年12月24日付で締結した。同日、セタのホームページ上で発表した。

 OEM提供するICカードユニットは、紙幣搬送タイプ2種類とユニット内ストックタイプの合計3機種。ナスカは「NASCA V」として今年3月頃より販売を開始する見込み。セタでは今回のOEM提供について、「競争が激化するプリペイドカードビジネス業界において、機能面及び価格面で競合他社に対し優位性を確保する戦略商品の重要性は増しており、当社の技術開発力を評価頂いたナスカ社の戦略商品として当社の製品が採用されることとなった」としている。

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