大手パーラーチェーンの(株)マルハンは12月19日、九州のパーラーチェーン(株)ユーコーが調達する総額120億円の事業証券化融資について、証券化されるユーコーの経営店舗の業績が低迷した場合に、店舗建て直しに乗り出す「バックアップオペレーター(BUO)」契約を調印した。ユーコーの店舗の業績低迷の基準や、店舗建て直しの具体的な内容は今後の協議のなかで決定していく予定。
ユーコーの事業証券化は、メリルリンチ日本証券と三菱東京UFJ銀行が担当。ユーコーが経営する7店舗のパーラーを証券化することで、総額120億円を融資するというもの。
マルハンによるとBUOは、銀行業をはじめ他業界では一般的に行われているが、パチンコ業界では初という。リリースでは「支援先に当社が選ばれたことは大変名誉なことであり、融資元に当社の企業価値を高く評価されたものと考えます」とコメントしている。