沖縄県内の11の経済団体で組織される沖縄県経済団体会議が2007年2月17日を目処に、第4回となる「日本カジノ創設カジノサミットin OKINAWA」(主催/同サミット実行委員長)を県内那覇市の「おきでんふれあいホール」で開催することがわかった。琉球新報が報じた。
プログラムには、カジノ事情に精通する大阪商業大学の谷岡一郎学長や、反対論を経て導入を決めたシンガポールの政府関係者による基調講演、パネルディスカッションなどが予定されている。
サミットの事務局をつとめる沖縄経済同友会の又吉章元事務局長は「国際観光都市を目指す沖縄にとってカジノ産業は大事な観光資源。カジノ産業の効果を考えるきっかけにしてほしい」と一般の参加を呼び掛けている。
「日本カジノ創設サミット」は、全国各地のカジノ創設推進団体らが一堂に集まり、カジノに関連するさまざまな意見交換をおこなうとともに、民間からカジノ法制化をバックアップすることを目的として開催されているもの。自民党・カジノ議連に加えて、大阪商業大の谷岡学長、三井物産戦略研究所の美原融室長など国内識者の全面的な協力を得て毎年開かれている。第1回は03年8月石川県珠洲市、第2回は04年9月静岡県熱海市、第3回は05年12月に秋田県秋田市でそれぞれ開催されている。