官民出資ファンドがソフト会社「時空」に出資

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 中小、ベンチャー企業の育成を目指して今年8月に発足していた東北の官民出資のファンド「東北グロースファンド」は10月30日、設立後初となる投資をパーラー向けパッケージソフトの開発・販売を手掛ける時空(桧野安弘社長) に対して実施。時空の既存株主から5000万円で株式譲渡を受けるかたちで投資が実施された。10月31日付け河北新報が報じた。

 時空は1996年5月設立のベンチャー企業。パーラーのマーケティングや出店戦略、店舗運営など幅広い分野に対応できるパッケージソフトの開発・販売を手掛けている。全国約500社、1900店舗に納入実績がある。

 ファンドを運営する東北イノベーションキャピタルは出資理由について「時空のソフトはパチンコ業界に限らず、将来的にはアミューズメント業界での広い応用が期待できる。早期に株式公開を目指すという経営意欲も魅力だ」と述べている。

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