ダイコク電機、個人情報漏れで「お詫び」

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 ダイコク電機(株)は10月12日、顧客パーラーの会員情報が他のパーラーに流出していたことを発表。同社Webサイト上に「誠に遺憾ながら、当該会員様をはじめとする皆様には、多大なご迷惑とご心配をおかけすることに至りましたことを、深くお詫び申し上げます」とする「お詫び」を掲載した。

 今回の個人情報流出は、今年10月3日に千葉県内のパーラーAに同店会員から「会員になっていない千葉県内他市のパーラーBから店舗閉鎖のあいさつ状が届いていたので事実確認をお願いしたい」との連絡があり、依頼を受けたダイコク電機が調査した結果、同社の手違いによりパーラーAの会員個人情報がパーラーBに流出したことが判明したというもの。

 ダイコク電機は04年9月5日、パーラーAで使用していた顧客管理用端末(以下、端末)を新製品販売に伴い下取り品として引き上げた。その際、社内ルールとして顧客管理用端末のデータをすみやかに消去するべきところを、パーラーBの端末の修理代替機としてデータ消去前の端末を設置していた。パーラーBが今年9月に閉店することとなり閉店のあいさつ状を発送したところ、その端末に情報が残っていたパーラーAの会員にもあいさつ状が届いた。不審に思ったパーラーAの会員2名の届け出により社内で調査した結果、個人情報の流出であることが判明した。

 流出した個人情報はパーラーAの会員の住所、氏名、電話番号、生年月日、性別、貯玉数、カード番号の各情報で、流出件数は1680件。そのうちパーラーBの閉店のあいさつ状送付に使用されたのは295件だった。

 ダイコク電機は今後の対応について「業務手順と管理体制の見直しをはかるとともに、改めて全従業員に対し、個人情報の取り扱いについて指導・教育を徹底し、情報管理の一層の強化及び再発防止に全力をあげて取り組んでまいります」としている。

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