「DK-SIS白書2005」初めてファン人口に言及

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 ダイコク電機(株)(名古屋市中村区・栢森雅勝社長)はこの度、「DK-SIS白書2005」を発刊した。

 本書は、ダイコク電機が提供する戦略情報システム「DK-SIS」を裏付けデータとして遊技機を主とした業界動向の分析をおこない、業界全体の現状と今後について検証したもの。04年に初刊し、今回で3回目の発刊。

 05年度版では、初めて遊技ファン人口について言及。95年のピークからファン人口は半数近くに激減したことが業界内で通説とされている点に疑問を投げかけ、95年当時のファン人口約3000万人を起点とした場合、05年のファン人口は3152万人(パチンコ1640万人、パチスロ1513万人)になると分析。 その根拠として、

(1)過去10年間のパチンコ設置台数は100万台以上減少している一方、パチスロは100万台以上増加し、設置台数全体は10年間で微増とほとんど変化がない(警察庁発表資料)
(2)過去10年間のパチンコ総粗利は「95年3・8兆円→05年2・4兆円」と徐々に減少していることに対して、パチスロ総粗利は「95年0・7兆円→05年2・2兆円」とパチンコの減少分を埋めるかたちで増加し、全体の総粗利は10年間でほとんど変化がない(DK-SIS予測)
(3)過去10年間の消費者物価指数は「95年98・5%→05年97・8%」とほとんど変化がない(総務省発表資料)

 などを挙げたうえで 「総粗利が変わらないのにファン人口が半減したとなれば、1人当たりの年間消費金額は2倍にならないとつじつまが合わない。しかし、消費者物価指数を考慮すれば、これはどう考えてもありえない考え方だ(中略)パチスロ市場が急成長を成し遂げ、パチンコファンの減少をパチスロファンが補っていたのである」(文中引用)などと結論付けた。

 本書ではその他、05年の遊技機情勢(登場機種の貢献度評価、メイン機種の成績推移、人気機種の成績推移、登場機種の稼働維持期間の現状等)、日本におけるカジノ設立の流れ、みなし機と検定・認定・中古機の現状など、さまざまな角度から業界動向の実態に迫っている。

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