長野県警南佐久署は8月2日までに、長野県南佐久郡佐久穂町のパーラー《パチンコニュー朝日佐久穂店》の従業員ら5人と、小諸市耳取在住の職業不詳の男性の計6人を風適法違反(遊技機の無承認変更等)の疑いで逮捕した。8月1日付け毎日新聞長野版など各紙が報じた。
調べによると、店舗従業員が遊技機の大当たり確率を不正に高める「裏ロム」を男性から購入。今年4月中旬、他の従業員4人とともにパチンコ・パチスロの計7台に取り付けた疑い。南佐久署では、従業員から裏ロムを取り付けた遊技機を教えてもらい、利益を従業員と山分けしていた共犯の客がいるとみて、行方を追っている。
なお、今回のような従業員による不正行為でも、パーラー経営者が従業員管理を含めた自らの過失がないことを立証できない限り、両罰規定によって経営者に対しても罰金刑を科されることになり、営業許可が取り消される可能性もある。