シーグリーン(浅野一成社長)ではパーラーをはじめとする地域商店の共通ポイントカードシステム『PCOMMUNITY』(Pコミュニティ)を発表した。これは同社がこれまでに蓄積したパーラー顧客管理システムのノウハウを基に近隣店やグループ店のポイントカードを共通化、パーラーを中心とした地域コミュニティを形成し、顧客の囲い込みを図っていくというもの。
また、同システムではポイントカードシステムの提供のみならず加盟店舗のホームページやモバイルサイトを用意。さらにはシーグリーンが会員管理を行うという第三者管理型システムの特性を活かし、共同キャンペーンなどを通じ加盟店舗相互の活性化も図っていきたい考えだ。
同社では既に神奈川県の横浜・川崎地域を中心としたエリアポータルシステム「タメットCLUB」を運営しているが、今回のシステムはこれを基に開発。第三者による個人情報管理という特性を活かしポイントカードの共通化を実現した他、QRコードを携帯メールに送信することで携帯電話をポイントカードとして利用できるなど、会員ユーザーの利便性が図られている。
またプライバシーマークを取得しているシーグリーンによる顧客情報の第三者管理という仕組みを取ることで、個人情報管理のリスク回避ができることも大きな特徴だ。