今回のトップ人事の刷新についてニュースリリースでは、余語新体制のもとで強固な経営基盤の確立を目指すためと説明。また、技術畑を歩んできた富士本副社長をトップに据えることで、「技術のアルゼ」という企業イメージを前面に打ち出したい考えだ。2人の代表取締役の就任は6月29日に開かれる同社第33期株主総会終了後の取締役会で正式に決定される予定。
【代表取締役の経歴】
◆余語邦彦 昭和31年11月11日生。愛知県出身
昭和56年3月 東京大学機械工学科卒業
昭和58年3月 同修士課程修了
昭和58年4月 科学技術庁 原子力局政策課 入庁
平成元年6月 米国ダートマス大学 経営学修士(MBA)取得
平成元年7月 科学技術庁 原子力局原子力開発機関管理官付課長補佐
平成3年12月 マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン 入社
平成12年5月 株式会社光通信 入社
平成12年11月 同社 取締役副社長
平成15年8月 株式会社産業再生機構 執行役員(現任)
平成16年5月 株式会社カネボウ化粧品 取締役兼代表執行役会長・最高経営責任者(CEO)
平成18年1月 同社 退任
◆富士本淳 昭和33年3月29日生。北海道出身
昭和57年8月 有限会社世田企画設立 代表取締役社長
昭和60年10月 株式会社セタ設立 代表取締役社長
平成13年6月 アルゼ株式会社入社 常務取締役
平成16年6月 同社 取締役副社長兼開発本部長(現任)
[他の法人等の代表状況]
日本アミューズメント放送株式会社 代表取締役
北京アルゼ開発有限公司 代表取締役
アルゼ分割準備株式会社 代表取締役