ダイコク電機が全国縦断セミナー

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 ダイコク電機(株)は6月12日の東京会場を皮切りに全国12会場で「DK─SISセミナー2006 遊技機の“新トレンド”を極める!!」を開催。講師は同社コンサルタントプロモーションチームの飯田康晴首席講師、同・山岸義幸上席講師の両名が会場別に担当し、「今までの常識は通用しない!これが遊技機選択の新常識」をテーマに講演した。

 6月13日、東京会場(東京都中央区、ロイヤルパークホテル)で冒頭、主催社代表挨拶に立った同社DK─SISセクタの平原正義セクタ長は、「昨年の全国セミナーで今後の業況は相当厳しくなると予測し、賛否両論があったが、パチスロの業績悪化傾向など、その予測が現実味を帯びてきた」と危機感を促すとともに、同社の会員制情報閲覧サービス「DK─SIS」について、遊技機60万台、売上規模6.5兆円、約2000会員のデータベースとなっていることを報告した。

 東京会場で講師を担当した飯田氏は、ファン人口がピーク時から半減したことが今や常識的な通説とされている点について疑問を投げかけ、DK─SISデータを引き合いに出しながら、「この10年でパチンコの粗利が減った分、パチスロの粗利が伸び、同様にファン人口についてもパチンコは約1000万人減ったものの、その穴をパチスロが埋めた。消費者物価指数が10年前と変化がみられないことからも勘案すると、ファン人口は約3150万人と、減るどころか増えているのではないか」と独自の分析結果を示し、ファン人口の減少はこれからの問題であると同時に、現状のファン、とくにパチスロファンの受け皿をどう構築していくのかが最大の課題であると訴えた。

 なお当日は第二部として「DK─SISが導く新遊技機活用術〜待望のSIS NEWコンテンツ活用を徹底指南〜」がおこなわれ、同社コンサルタントプロモーションチームの成田普治常任講師がDK─SISのバージョンアップ等について説明した。

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