エイブルコーポレーションが民事再生法

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 アミューズメント施設向けの業務用ゲーム機等を販売する(株)エイブルコーポレーション(東京都豊島区・熊谷俊範社長)は5月10日、東京地裁に民事再生法を申請し、同日付けで保全命令を受けた。帝国データバンクが同社Webサイト上で発表した。

 エイブルコーポレーションは1998年〜2000年にかけて、大口の焦げ付きで一時資金繰りが悪化していたものの、回収サイトの短縮化などで繰り回し。その後、02年にはゲーム基板でヒット商品に恵まれ、売上高約61億4700万円を計上していた。ただ、先行資金の需要などにより借入金が増加傾向にあったことで、資金調達が難航する事態に陥り、今回の措置に至った。負債総額は約30億円。

 同社は、アミューズメント施設向けの業務用ゲーム機をはじめ、景品用ぬいぐるみや玩具、パチスロの8号営業専用機のラスター製『あっ!!竹中直人だぁ!!』や同『IQレスラー桜庭和志』、SNKプレイモア製『ジャンジャン飯店』などを販売していた。

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