サッカーJリーグの大分トリニータを運営する大分フットボールクラブ(大分FC)はこのほど、チームをスポンサードするパーラー最大手の(株)マルハン(鈴木嘉和社長)が購入した年間予約席「マルハンシート」1266席のうち、800席を障害者や高齢者に無料提供していく方針を発表した。3月2日付読売新聞が報じた。
800席は今後、「社会貢献シート」と名付けられ、障害者や65歳以上の高齢者およびその家族、友人に提供される予定で、大分FCの取締役で大分中村病院の中村太郎院長が県社会福祉協議会を通じて募集し、残る466席については大分FCが県サッカー協会などを通じて招待していくという。
マルハンは経営危機に陥っていた大分FCのためマルハンシートを6年間分を3億1500万円で購入していた。