PTBが非財務情報に焦点あて記者会見

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 第三者監視機関である有限責任中間法人パチンコ・トラスティ・ボード(略称:PTB)の記者会見が1月27日、PTB事務所(東京都中央区)で行われた。記者会見には、PTB監視委員会メンバーの横山和夫委員長(東京理科大学教授、公認会計士)、高巌副委員長(麗澤大学国際経済学部教授)、國廣正委員(弁護士)、木下潮音(弁護士)、大久保和孝 (公認会計士)らが臨んだ。

 PTBは昨年4月にパチンコパーラー企業の社会的地位向上を目指し、業界外の有識者・専門家を集めて組織された第三者監視機関で、現在までに有識者懇談会、監視委員会及びコンプライアンスとコーポレートガバナンスの両部会が活動し、すでに昨年秋、監視委員会による2社のパチンコパーラー企業の審査、調査のトライアルを実施した。

 記者会見では企業に対して「コンプライアンス」、「コーポレートガバナンス」(管理、統御)などパチンコパーラー企業を非財務的な側面から、独立した第三者の視点により厳しく調査・監視することを強調。具体的にはガバナンス、経営者の基本姿勢、それを実現するための態勢構築、内部監査の充実などを、それぞれ5段階で評価。全体で134項目の質問事項ごとに調査・監視を行い、最終的には各テーマごとに企業のそれぞれの取組み度合いを評価しようというもの。

 現在の参加企業は(株)ダイナム、ダイエー観光(株)、(株)ニラク、(株)T&T、ピーアーク(株)、(株)正栄プロジェクト、(株)マルハンの7社。

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