セガサミーホールディングス及びサミー(株)では12月7日開催の取締役会でタイヨーエレック(株)の株式を追加取得、子会社化することを決議した。
現在サミーはタイヨーE発行済み株式総数の33.4%を所有する筆頭株主であるが、今回新たにタイヨーEが600万株の第三者割り当て増資を実施、その全株式をサミーが引き受けることで同社所有割合が50.9%となり、タイヨーEはサミーの子会社となる。
なお、今回の第三者割り当て増資がサミーの今期連結業績に与える影響は軽微と予測され、業績予想の変更はない。今後はタイヨーEの子会社化により「サミーが持つ開発・製造・販売に関する経営資源をタイヨーエレックと共有し、差別化された遊技機の開発、更なるコストの削減、版権の有効活用、効果的な宣伝広告展開等、グループシナジーを追求し、セガサミーグループにおける遊技機事業の収益拡大を図る」としている。