10月の廃業店舗100超、今年5回目

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 全日遊連は11月14日、都内のホテルで理事会を開催。冒頭挨拶で山田理事長は10月の廃業店舗数が100店を超えていたことを明らかにし、「憂慮すべき状況が続いている」と一段と深刻な危機感を表明した。

 この報告は今年に入って全日遊連が毎月実施している「新規店舗数及び廃業店舗数調査」に基づくもの。傘下県遊協の報告を受けて全日遊連がまとめているが、最新の10月の集計によると廃業店舗数は119。1ヶ月中の廃業店舗が100を超えるのは2月(122)、3月(114)、5月(123)、6月(128)に続いて今回で5回目となる(括弧内の数字は各月の廃業店舗数)。10月現在の全国のパーラー数は1万2729店舗。

 また調査では遊技機の設置台数についても集計をとっているが、1月から10月までにパチンコ機で3万6792台(1.32%)減少、パチスロ機では25万2943台(13.73%)減と、とくにパチスロ機の減台が目立つ結果となっている。10月現在の設置台数はパチンコ機274万4986台、パチスロ機158万9564台だ。

 全国パーラーの全日遊連への加盟率は94%と言われている。

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