ホクトノケン特許訴訟、知財高裁が判決

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 知的財産高等裁判所は11月14日、アルゼとサミーの間で争われている2件の特許訴訟のうち1件についてアルゼ側の訴えを棄却した。

 この特許訴訟はパチスロ史上最大の販売台数(約61万台)を樹立したサミー製『ホクトノケン』をめぐるもの。アルゼが保有する特許「第3069092号」および特許「第3708056号」を『ホクトノケン』が侵害したとして、2005年12月に210億円の損害賠償をサミーに求める訴えをアルゼが東京地裁に起こしたことから始まった。

 この裁判では、その後の経過の中で、2つの特許のうち特許「第3708056号」に特許庁から無効審決が下されたことで、今年5月にアルゼ側の請求が棄却されていたが、アルゼは翌6月、知的財産高等裁判所へ控訴していた。

 今回の棄却決定はこの特許「第3708056号」に対するもので、知財高裁は同特許に特許庁が下していた無効審決を維持する判決を言い渡している。アルゼ側はただちに上告する構えだ。

 一方、特許「第3069092号」については10月2日、一部無効とする審決が特許庁から示されていた。サミーは特許「第3069092号」に関しても無効審判を特許庁に請求していたが、無効とされなかった部分については特許維持の判断が出ていた。

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