都遊協、年末年始に遊パチCMを放映

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 東京都遊技業協同組合は9月27日、9月度定例理事会を都内の遊技会館で開催し、一般市民への「遊パチ」の認知度を向上させるため、年末年始に東京キー局(日本テレビ、TBSテレビ、フジテレビ、テレビ朝日、テレビ東京)において、テレビCMの放映を中心とした「遊パチキャンペーン」を実施することを決定した。

 テレビCMには年輩層に好感度の高い俳優の藤村俊二さんの起用し、年末年始の10日間に30秒CMを40本、放映する予定。CMは関東地区に流れ、視聴世帯は約1730万世帯を想定している。

 また、テレビCMと並行して、スポーツ新聞全7紙、夕刊タイブロイド紙2紙に広告を出稿するほか、08年元旦の読売新聞に全面広告を出稿、さらに世界一周旅行が当たるオープン懸賞も実施し、集中的に「遊パチ」をアピールしていく予定だ。これらキャンペーンの予算は1億円で、財源は都遊協に加盟する都内の約1250店舗から1台あたり300円を徴収する。

 都遊協では、昨年10月に開催された「手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロ展示会」以降、いわゆる「遊パチ」の設置や広報等を強く推進していく方針を掲げていたが、今回の取り組みは、一般市民の「遊パチ」に対する認知度がまだまだ低いことから、パチンコやパチスロをやらない人達やパチンコから遠ざかっている人達に対して、まずは「遊パチ」マークの認知度を向上させることが狙い。

 都遊協では今回のテレビCMを含めたキャンペーンを第1ステップと捉え、今後さらに第2、第3ステップとしてノンユーザーやスリープユーザーに対する来店動機の創出や定着を図る施策を実施していく意向だ。

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