鹿児島県公安委、不正事案で全店許可取消

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 鹿児島県公安委員会は5月24日までに、鹿児島県徳之島町のパーラーで発生した裏ロム設置事件に絡み、風営法に基づき店舗を経営する新都コーポレーション(渕上平八郎社長)のパーラー全3店舗の営業許可を取り消した。経営全店の許可取消は最も重い行政処分。南日本新聞が報じた。

 営業許可が取り消されたのは《パーラーBIG-1》(徳之島町)、《パーラーBIG-1伊仙店》(鹿児島県伊仙町)、《パーラーBIG-1天城店》(鹿児島県天城町)の3店舗。

 事件は2006年1月、同社役員ら3人が共謀して《パーラーBIG-1》のパチンコ76台とパチスロ10台の主基板を県公安委員会の承認を得ずに不正に交換したというもの。

 県警生活環境課などは今年1月、風営法違反容疑で3人を逮捕。2月に罰金刑が確定していた。公安委は同社側の聴聞を2回開いたが、役員らの罰金刑を受けて風営法に基づく法人としての「欠格事由」に当たると判断し、経営全店舗の営業許可取消を決定した。

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