福岡県警、5号機の入替状況など実態調査

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 5月15日に福岡市内のホテルで開かれた福岡県遊技業協同組合(金本正浩理事長)の平成19年度通常総代会で、4月現在の県下の景品取り揃え状況および新要件機の入替状況に関する実態調査結果が明らかになった。調査は県警本部の指示に基づき県下全店を対象に各警察署が実施したもの。県警本部生活環境課の酒見和成課長補佐が報告した。

 景品の取り揃えについては今年6月末を期限に「4品目200種類」以上の現物陳列が求められ、また1000円以下の景品しか置かれていない状況についても強く改善が促されているが、「4品目」以上と1000円以上の豊富な景品陳列については県下全店がすでに100%クリア。「200種類」以上に関しても92%の達成率を示していることが分かった。

 一方、新要件機への入替状況については、まずパチンコ機では、設置しているパチンコ機がすべて新要件機に入替済という店舗が78%に達し、残り22%の店舗でも「半分ぐらいは新要件機に入れ替わっている」(酒見課長補佐)ことが報告された。

 パチスロ機は、すでに全台が新要件機(5号機)という店舗は1.6%。旧要件機(4号機)の設置比率が50〜75%の店舗がもっとも多く、全体の51.9%を占めている。ちなみにようやく半分という店舗は約25%、75%以上が依然4号機の店舗は約24%になっている。

 新要件機を規定した改正規則は3年前の2004年7月1日に施行された。ただし完全施行まで3年間の経過措置が講じられていたが、今年6月30日にはその期限を迎え、最長でも10月1日までには市場にあるすべてのパチンコ、パチスロ機が新要件機に入れ替えなければならないことになっている。

 福岡県内のパーラー数は3月31日現在、前年比で25店舗少ない428軒と報告されている。

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