同機のモチーフとなった「ケンケン」は、1968年〜70年にアメリカで放送された人気アニメ「チキチキマシン猛レース」の主人公で、同社では02年5月に『CRチキチキマシン』シリーズとして発売している。今回はSS枠の全画面液晶を最大限に活かしたアニメーションがウリ。主人公「ケンケン」と相方「ブラック魔王」がハワイを舞台に迫力映像で活躍する。
演出面の特長は「疑似玉演出」の存在。これは全面液晶をフル活用した演出で、図柄変動に合わせ、液晶上にパチンコ玉を模したケンケンやヤシの実がスタートチャッカーに入ればチャンス。演出は疑似変動を含め最大3回継続するシステムで続けば続くほど期待度が高いアニメーション演出に発展していく。また、液晶演出以外でも見逃せないのが、その臨場感を盛り上げる収録曲の数々。ハワイの背景に合わせた往年のサーフロックの名曲計10曲を収録し、SS枠ならではの高音質で楽しめる。
発表されたのは2月1日現在で、『TS』(大当たり確率1/315.5)と『TF』(同1/336.5)の2スペック。追加スペックも検定に持ち込んでいる模様だ。価格については、前作『CR・燃える闘魂アントニオ猪木』との面替で14万8000円、購入価格でも16万8000円とクワッド構造で実現した低価格化も特徴。納品は2月下旬にスタートする予定。