山形県、栃木県、東京都で8店舗のパーラーチェーンを展開するアイランド(本社・山形市)は1月26日、みずほ銀行を主幹事行とするシンジケートローン(協調融資)により総額17億円を調達した。同日付けの山形新聞が報じた。
調達した資金は今夏に出店する茨城県内の大型パーラーに充当する予定。融資団にはみずほ銀行のほかに荘内銀行、七十七銀行など4つの金融機関が参加した。返済期間は5年半となっている。
アイランドは2005年、東京・秋葉原の大手ディスカウントストア「ドン・キホーテ」を核とした複合商業施設の一階部分に出店した店舗が注目を集めるなど、ここ数年は増収増益基調が続いている。
みずほ銀行は同紙の取材に「一般的には上場企業が対象の協調融資で対応することにした」とコメントしている。