ホールコンピュータや会員管理システム《データロボ》などパチンコパーラー向け設備機器メーカーのダイコク電機(名古屋市・栢森雅勝社長)と第3者発行・第3者決済型パチンコプリペイドカードシステム《パニーカードシステム》を提供している日本ゲームカード(東京都渋谷区・寺内弘行社長)は1月26日、都内ホテルで共同記者会見を開き、両社が1月23日付で包括的な業務提携に合意したことを発表した。
今回の業務提携は、一般ファンに対する「サービス面」、パーラーに対する「システム面」、両社の「営業面」の3本を柱とする内容。「営業面」では、すでにダイコク電機は昨年10月1日から日本ゲームカードのプリペイドカードシステム機器の販売代理店として活動を開始している。
ダイコク電機の栢森社長と日本GCの寺内社長は今回の業務提携について「パチンコ・パチスロファンの拡大」をともに強調。現在深刻なファン離れに対応するため、両社の得意分野の融合を図り、一般ファンにはパチンコパーラーに来店したくなるようなサービスを、パーラーには高付加価値で、かつ投資対効果の高いシステムの提供を共同で目指す方針を明らかにした。