遊技機リサイクル選定業者に選定されていた大願クラッシャープラント(株)(大阪市)が11月21日、大阪地裁へ民事再生法の適用を申請、同日、保全命令を受けていたことがわかった。帝国データバンクによると、負債は2007年12月期末時点で約45億8300万円という。
同社は1990年に設立。建設現場で発生するコンクリートやアスファルト塊を粉砕、骨材として販売することで足場を築き、近年では産業廃棄物の収集・中間処理及び土木建築解体工事を中心に行い、ゼネコン筋などから受注を得ていたという。遊技機リサイクル選定業者には99年2月に選定されていた。
建設市況の低迷が響いたと見られているようだ。