平成観光、来期以降に出店ペースを加速

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 東海エリアを中心に12店舗のパーラーを展開する平成観光(本社/岐阜県多治見市、東野房子社長)は10月22日、多治見市内の会場で社員ら約400名を集めて決起集会「K-nation2008」を開催した。

 席上、挨拶に立った同社の東野昌一専務は事業計画について説明。今期中(2009年3月期)は新規出店がなかったものの、経営ビジョンである「2015年の店舗数51店舗・売上高3000億円達成」を目指し、創立20周年を迎える来期(2010年3月期)以降は積極的な店舗展開を図る方針を示した。09年4月には東京都内に500台規模の全館パチンコ専門店、同じく4月に山梨県甲斐市の大型ショッピングモール内に700台規模のパチンコ店、さらに09年夏ごろには関西地区に800台規模のパチンコ店をそれぞれ新規オープンさせることが決定しているという。

 また、将来的な事業計画として東野専務は、「持続的な成長を続けるために、優秀なパートナーがいればM&Aやホールディングスというかたちで一緒になるということもあり得る」と述べ、同業他社との合併や買収を進める可能性を示唆し、その際に平成観光が主導権を握るためにも強固な組織をつくることが求められると強調した。

 当日はフェイスホールディングスの小倉広社長が講演したほか、同社従業員の感動エピソードを集めた「K-na賞」の大賞を決定。集会後にもたれた記者会見では、今期の業績を売上高1124億円、経常利益25億円と見込んでいることなどを説明した。

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