9月19日、伊豆高原で開かれた日遊協主催の第2回遊技産業マネジメント・カレッジで講演した京楽産業.の榎本善紀社長は、イベントなどの企画についてパチンコパーラーが計画的に立案できるように新台リリースをめぐるパーラーへの情報発信のあり方を今後大幅に見直していく考えを明らかにした。
榎本社長はこの中で、「機械代の予算についてはある程度の計画は立てられても、今後どういう機械が出るのかわからない中で、ホール様がイベントなどの企画を計画的に立てるのは難しい」と指摘。パーラーによる計画的な企画立案を支援するためにはこれまでの新機種発表のやり方を変える必要があるとの認識を示した上で、現在、検討を重ねていることを報告した。
ただし、どれくらい先の新機種まで情報を開示するかについては、「(版権などの)許諾上の問題もある」ことを理由に制約される部分が出てくる可能性を示唆したが、リリース予定を従来より前倒しすることで、一機種ごとではなく、ラインナップのつながりとしてパーラー側に見えやすいように新台リリースのあり方を変えていく方針を示した。