この共同開発は遊技機の低価格を目指す全日遊連の方針にオーイズミ社が協力に応じたもの。26万円の一般価格に対して全日遊連組合員には前作同様、19万8000円/台で提供される。分離筐体の上部ユニットのみを導入する場合の価格は15万円/台。
ボーナス確率はビッグボーナス(BB)、レギュラーボーナス(RB)の合成で1/181(設定1)〜1/125(設定6)。BB終了から999ゲーム消化後とRB終了から777ゲーム消化後にハマリ救済のリプレイタイム(RT)が作動する。RT中の出玉は現状維持程度。
ゲームフローで注目されるのは1/72で出現するチャンス図柄(猿図柄の3つ揃い)。この図柄が揃うとボーナスへの期待度が20〜30%の「チキチキチャンス」に突入。チキチキチャンスは基本的にリプレイや小役の当選のないときにボーナスを告知するか演出を終了する。
またボーナス中の技術介入の要素を盛り込み、BB・RB中は14枚小役を1度取得すると獲得枚数がアップするが、BB中は赤7の「枠上狙い」、RB中は赤7の「下段ビタ押し」が必要となる。
BBの純増枚数は最大311枚(299枚)。RBは最大103枚(91枚)となっている(カッコ内は技術介入を行わなかった場合の純増枚数)。
7月16日の全日遊連の定例会見で機械対策委員会を担当する金本副理事長は、「とくに目標の販売台数は設定していないが、『常夏アロハ』の約3000台という実績を超えるように頑張りたい」と述べた。