茨城、新潟県警などがファーストを家宅捜査

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 パチスロ製造メーカーの(株)ファースト(東京都中央区・大島享社長)が大当たりの確率を不正に操作できるICを組み込んだ遊技機を製造・販売したとして、茨城、新潟県警などの合同捜査本部は7月29日、商標登録違反の容疑で同社本社と茨城県内の工場など5カ所を家宅捜査した。全国紙などの各メディアで報道された。

 各報道によると、ファーストは自社で不正に改造したICを製造し、大手電機メーカーの商標を印字して、同社製パチスロ機『ザゴルフ-30』に組み込み、茨城県内のパーラーに販売した疑いがもたれている。

 合同捜査本部を組む茨城、新潟、愛知、三重、沖縄の各県警が合同で捜査を進めており、29日にはすでに愛知県の遊技機販売業者の幹部ら数人が逮捕され、ファーストの大島社長ら8人の逮捕状もとっており、近く逮捕される見通しだ。

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