全日遊連は5月30日、都内のホテルで平成20年度の通常総会を開催。任期満了に伴う役員改選で、4月23日の理事会で次期理事長候補者として選出されていた原田實理事(東京都遊協理事長)の新理事長就任を正式に決議した。原田氏の理事長就任は2年ぶり2度目。
一方、注目されていた5人の新副理事長について原田新理事長は、大城正準理事(千葉県遊協理事長)、青松英和理事(長野県遊協理事長)、金本正浩理事(福岡県遊協理事長)、秋山照明理事(岩手県遊協理事長)、山本容基理事(富山県遊協理事長)の5名を指名。いずれも新任で、新執行部は総入替の布陣となった。中部、近畿地区など主要エリアからの選出ェ見送られた点も注目される。
就任挨拶で原田新理事長は、最重要課題として遊技人口の回復を強調。前回の理事長在任中に着手し、その後を受けた山田理事長にも引き継がれた「手軽に安く遊べるパチンコ・パチスロキャンペーン」(遊パチキャンペーン)をさらに強力に推し進めることでその実現を目指す方針を表明した。