同機は岡崎産業の前身、尚球社ブランドの2大看板シリーズの一つ、『トラッド』シリーズの後継機。今回の最新シリーズは完全告知仕様でプレーヤーを選ばない「分かりやすいゲーム性」と「出玉感」が何よりの魅力になっている。ちなみに設定6の出玉率は111.7%という設計だ。
告知は基本的にリール停止後の後告知(30φバージョンは先告知)。筐体上部左右にある「巨大ハイビスカス」が光ればボーナス確定となる。巨大ハイビスカスに挟まれる「3連7セグ」ではボーナスの期待度をデジタル表示。たとえば「50」と表示されれば期待度は50%になる。3連全回転が発生すればボーナス確定で、表示が「333」で止まればレギュラーボーナス(RB)、「777」ならビッグボーナス(BB)だ。サウンド演出も多彩で、「スタート音の遅れ」「リプレイ入賞の遅れ」「リプレイ入賞が波音」「無音」などがある。
また、『トラッド』シリーズではお約束の「リプレイテンパイ外れ」というリーチ目も踏襲されているが、リプレイが成立してもボーナスとの重複小役がリプレイであるため、揃ってもチャンスは残されている。
BBの純増枚数は305枚、RBは目押しをしない場合は104枚、目押しを行った場合は最大119枚が獲得できる。RB中の目押しは毎ゲーム、左リール中段に『くじら』図柄を狙う。
一方、今回の同機の発売にあたり、岡崎産業とアベーレは導入促進プランを提案。プランは3通りで、定価35万円のところを、1法人「10台以上」の場合は 22万円/台(プレミアムプラン)、1店舗「4台以上」24万円/台(なっ得プラン1)、1店舗「1〜3台」25万円/台(なっ得プラン2)という内容だ。さらに購入時に導入から半年以内に本機をメーカーに返却を約束した場合は、それぞれのプランについて、追加3万円が値引きされる「安心プラン」も用意されている(たとえばプレミアムプランに安心プランを組み合わせたときの価格は19万円/台になる)。
納品は5月11日から。