パチスロの規格解釈基準が一部変更へ

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 日電協、日工組では昨年11月に解釈基準の緩和に向けた陳情を行っていたが、この度、陳情内容の一部を反映した形でパチスロに関する技術上の規格解釈基準の一部改正が通知された。

 特に緩和が認められたと思われるのはリール回転時、及び停止後の演出用待機時間に関する部分で、リール始動時の演出(例えばフリーズ演出)や、リール停止後の液晶等による演出を効果的に見せる手法(例えばこの間に次ゲームのBETができない)について自由度が広がるものと予想される。

 この他、複数のフラグ成立時の引き込み優先順位の自由度拡大(従来はリプレイ→ボーナス→小役の順、今後は同順、もしくはリプレイ→小役→ボーナスのうちあらかじめ定められた順)、同一フラグに対する同じ性能(払い出し枚数、リプレイの確率変動に係る性能等)を持つ複数の図柄の割り当てといった部分も認められている。

 リプレイタイムのゲーム数を抽選で定める、ボーナス時の獲得枚数やリプレイタイム突入を抽選で定める、といった部分に関しても陳情がなされていた模様だが、こうした出玉性能に関わってくる部分に関しては今回の規格解釈基準変更には反映されなかった。

 なお、改正された基準は3月3日より施行されている。

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