神戸市中央区でパチスロ機を使用した違法賭博店が摘発された事件に絡み、兵庫県警歓楽街総合対策推進本部は1月9日、山口組系弘道会(名古屋市中村区)傘下の暴力団幹部の男(40)を逮捕。組織ぐるみで関与していた疑いも浮上し、同市須磨区の組事務所など2カ所も家宅捜索した。全国紙の神戸版各紙が報道した。
逮捕された男はこの暴力団のナンバー2の若頭をつとめており、パチスロ機を用意するなど開業の段取りを進めていたとみられている。
調べによると、男はすでに起訴されている風俗店店長(39)らと共謀し、昨年10〜11月にかけて神戸市中央区のビルの一室にパチスロ機を設置し、客に金を賭けさせた疑い。県警の取り調べに男は容疑を否認しているという。